西国三十三所|一周効率重視ルート(実走タイム・駐車・所要目安)

アウトドア

公開:2025.11.03 更新:2025.11.03

西国三十三所|一周効率重視ルート(実走タイム・駐車・所要目安)

台湾ご一行の10泊11日「一周」実績をベースに、混雑回避の順番駐車・移動のコツを地図リンク中心でまとめました(写真なし版)。
※寺名をタップするとGoogleマップが開きます。

ダイジェスト
  • フェリー利用:長浜港→宝厳寺(竹生島)→今津港
  • 小型車・徒歩接続:観音正寺/長命寺/花山院菩提寺
  • 駐車場予約ポイント:勝尾寺 8:30/中山寺 10:00/清水寺 13:00–16:00/石山寺 10:30
  1. ① 青岸渡寺(那智山)
  2. ② 紀三井寺(金剛宝寺)
  3. ③ 粉河寺
  4. ④ 施福寺
  5. ⑤ 葛井寺
  6. ⑥ 壺阪寺
  7. ⑦ 岡寺
  8. ⑧ 長谷寺(奈良)
  9. ⑨ 南円堂(興福寺)
  10. ⑩ 三室戸寺
  11. ⑪ 醍醐寺
  12. ⑫ 正法寺(岩間寺)
  13. ⑬ 石山寺
  14. ⑭ 園城寺(三井寺)
  15. ⑮ 今熊野観音寺
  16. ⑯ 清水寺
  1. ⑰ 六波羅蜜寺
  2. ⑱ 頂法寺(六角堂)
  3. ⑲ 行願寺(革堂)
  4. ⑳ 善峯寺
  5. ㉑ 穴太寺
  6. ㉒ 総持寺
  7. ㉓ 勝尾寺
  8. ㉔ 中山寺
  9. ㉕ 播州清水寺
  10. ㉖ 一乗寺
  11. ㉗ 圓教寺(書寫山)
  12. ㉘ 成相寺
  13. ㉙ 松尾寺(舞鶴)
  14. ㉚ 宝厳寺(竹生島)
  15. ㉛ 長命寺
  16. ㉜ 観音正寺
  17. ㉝ 華厳寺(谷汲山)

※ 各寺名をタップするとGoogleマップが開きます。

Day1青岸渡寺 → 紀三井寺 → 粉河寺 → 施福寺(宿泊:大阪)
Day2葛井寺 → 壺阪寺 → 岡寺 → 長谷寺 → 南円堂
Day3三室戸寺 → 醍醐寺 → 正法寺 → 石山寺 → 三井寺
Day4今熊野観音寺 → 清水寺 → 六波羅蜜寺 → 六角堂 → 革堂
Day5善峯寺 → 穴太寺 → 総持寺 → 勝尾寺 → 中山寺
Day6播州清水寺 → 一乗寺 → 圓教寺(書寫山)→ 宿泊:姫路
Day7成相寺 → 松尾寺(舞鶴)→ 長浜港フェリー → 宝厳寺(竹生島)
Day8今津港着 → 長命寺 → 観音正寺(山上接続)→ 宿泊:大津
Day9石山寺再訪+清水寺自由参拝 → 京都泊
Day10花山院菩提寺(番外)→ 一乗寺リピート視察
Day11谷汲山 華厳寺 → 満願 → 帰路

※ 実走日程は団体貸切バス運行に基づく目安です。

スポンサーリンク

第1番 青岸渡寺(和歌山・那智山)

那智山の中腹に位置する西国三十三所の第1番札所。熊野那智大社と那智の滝を同時に巡れるため、 団体参拝でも「発願の地」として人気が高い。階段が多く、乗降・接続・待機位置を事前確認しておくと安全です。

  • 所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
  • 標高:約330m(駐車場から境内まで高低差約40m)
  • 参拝時間:8:00〜16:30(年中無休)
  • 滞在目安:90〜120分(徒歩接続含む)
  • 駐車場:那智山観光センター駐車場・県道46号沿い(大型可・要事前確認)

🚌 アクセス・運行ポイント(大型・中型バス)

勝浦市街から県道46号を上り約12km(所要30〜35分)。終盤にカーブが続くので大型は徐行・対向確認を。
観光センター駐車場には案内係がいてバスを振り分けしてくれます。

  • 駐車場 → 参道入口まで徒歩約8分
  • 参道階段:約350段(高低差約40m)
  • 団体は登りで1回休憩・下山時に駐車場下で再集合がスムーズ
  • バスは120分回転が目安

👣 現地ルート(徒歩動線)

駐車場 → 石段参道 → 熊野那智大社 → 青岸渡寺 → 飛瀧神社(那智の滝)へと回る一方通行ルート。
高齢者がいる場合は先行で乗降させてショートカット利用が安全。

⏱ 周辺・接続情報

  • 熊野那智大社・那智の滝まで含めて所要約100〜120分
  • 休憩・トイレ:観光センター内/熊野那智大社下広場
  • 昼食:那智山観光センター・那智茶屋(団体は要予約)
  • 勝浦温泉まで下り約25分/紀三井寺へ約2時間40分(大型実走値)

📍 Googleマップで開く  | 🧭 周辺ストリートビュー

▲ 一周ルートへ戻る

第2番 金剛宝寺(紀三井寺)

和歌山市の南端、紀三井寺の高台に建つ西国三十三所第2番札所。 「満願寺」として団体参拝の締め地に選ばれることも多く、関西空港への動線上に位置します。 近年はエレベーターが新設され、参拝がより安全・快適になりました。

  • 所在地:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 駐車・待機:ガーデンホテルはやし(大型バス可・有料)
  • 補足:山門脇のエレベーター利用で階段を回避可能(有料)

🚌 アクセスと運転ポイント

和歌山ICから国道42号を南下し約6km(所要15〜20分)。 駐車・待機はガーデンホテルはやしが最適。大型バスでも進入・転回が容易で、乗降口も広い。
かつては無料だったが現在は有料制となり、参拝客用に整備されたエレベーターが利用可能。

  • ホテル駐車場からエレベーター乗り場まで徒歩2〜3分
  • 山門上まで約2分で上昇、階段231段を回避できる
  • 出庫は左折推奨(紀三井寺駅方向へ)

👣 現地動線(徒歩参拝ルート)

エレベーター上部出口→山門→本堂(観音堂)→大師堂→鐘楼→和歌浦湾展望台。 団体の場合は本堂前広場で集合写真→鐘楼横から下山の流れがスムーズ。 徒歩参拝ルートは上り約10分・下り約8分。高齢者や歩行困難者もエレベーター併用で参拝可能です。

⏱ 周辺・接続情報

  • 熊野那智大社・那智の滝を含めて所要約100〜120分
  • 休憩・トイレ:観光センター内(大型バス駐車場横)/熊野那智大社下広場
  • 昼食:那智山観光センター・那智茶屋など団体食事可(要予約)
  • 勝浦温泉まで下り約25分
  • 紀三井寺まで約2時間40分(大型バス実走値)

📍 Googleマップで開く  | 🧭 周辺ストリートビュー

▲ 一周ルートへ戻る

📍 Googleマップで開く  | 🧭 駐車・エレベーター位置を見る

▲ 一周ルートへ戻る

第3番 粉河寺(和歌山・粉河)

西国三十三所第3番札所「粉河寺(こかわでら)」は、紀の川市の中心部にある大寺院。 広い境内と整備された道路環境で、大型バスでも安心して乗り入れ可能です。 桜や紅葉の名所としても知られ、春秋の行楽期は観光バスの立ち寄り地として賑わいます。

  • 所在地:和歌山県紀の川市粉河2787
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 駐車場:粉河寺前参拝者駐車場(大型可・無料/舗装済み)
  • アクセス:京奈和道・紀の川ICから約10分

🚌 アクセスと運転ポイント

京奈和自動車道「紀の川IC」から県道128号を北上し約5km(所要10〜15分)。 道幅は全線2車線で大型でも問題なし。境内南側の「粉河寺前駐車場」には バス専用区画があり、大型3〜4台まで駐車可能です。

  • 駐車場から山門まで徒歩約2分(ほぼ平坦)
  • 境内道路は観光バス通行可(徐行厳守)
  • 団体参拝時は境内手前で降車→駐車待機の流れがスムーズ
  • 帰りは紀の川IC方面左折出庫が安全

👣 現地動線(徒歩参拝ルート)

山門 → 中門 → 大門 → 本堂(観音堂) → 大師堂 → 境内回廊。
境内は段差が少なく高齢者や団体でも移動しやすい設計。 春は桜、秋は紅葉の並木が続くため、写真スポットが多く時間超過に注意

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約60〜80分(参拝+写真+御朱印)
  • 休憩・トイレ:駐車場横の観光案内所/本坊手前に公衆トイレあり
  • 食事:粉河寺門前「粉河とんまか通り」に団体昼食対応店あり
  • 施福寺(第4番)へ:約60分(和泉方面・府県境越え/一部山道注意)

📍 Googleマップで開く  | 🧭 周辺ストリートビュー

▲ 一周ルートへ戻る

第4番 施福寺(槇尾山)

通称「槇尾山(まきのおさん)」として知られる西国三十三所第4番札所。 山上に本堂があり、麓の駐車場から徒歩約30分の登山が必要です。 大型バスは山門下まで進入できないため、登山口で降車→徒歩参拝→再乗車の段取りが基本になります。

  • 所在地:大阪府和泉市槇尾山町136
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約90〜120分(登山往復含む)
  • 駐車場:登山口駐車場(大型可・有料)
  • アクセス:阪和道 岸和田和泉ICから約20分(県道39号経由)

🚌 アクセスと運転ポイント

阪和道「岸和田和泉IC」から県道39号を槇尾山方面へ約12km。 終盤は山道・カーブ多めで、道幅は1.5車線〜2車線。 対向がある区間では離合スペースを先読みして進行するのが安全です。

  • 大型バスは「登山口駐車場」まで進入可(舗装・係員あり)
  • 境内へは進入不可。麓で乗降→徒歩登山
  • 出庫時は下り坂・急カーブ連続のため2速固定+エンジンブレーキ推奨
  • 上り時は「五百羅漢手前カーブ」が最も狭いので注意

👣 現地動線(徒歩参拝ルート)

登山口 → 山門 → 石段参道(約1.2km)→ 本堂(観音堂) → 大師堂。 坂道と石段が続くため往復約60分〜80分が目安。 杖の貸出あり。途中に休憩所・トイレも設置されています。
高齢者や足の弱い方は中腹までタクシー利用可(要事前相談)

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:登山+参拝+休憩で約90〜120分
  • トイレ:登山口駐車場・中腹休憩所にあり
  • 売店・軽食:登山口の「槇尾山観光センター」で団体対応可
  • 次の粉河寺→施福寺:実走約60分(紀の川IC〜岸和田和泉IC)
  • 施福寺→葛井寺:約45分(阪和道経由/松原方面)

📍 Googleマップで開く  | 🧭 登山口ストリートビューを見る

▲ 一周ルートへ戻る

第5番 葛井寺(大阪・藤井寺)

大阪・藤井寺市の中心部に位置する西国三十三所第5番札所「葛井寺(ふじいでら)」は、 国宝・千手観音坐像を安置する由緒ある古刹。商店街の中にありながらアクセス良好で、 市街地ならではの乗降スペース確保と時間調整がポイントとなります。

  • 所在地:大阪府藤井寺市藤井寺1丁目16-21
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約40〜60分
  • 大型バス駐車場:藤井寺市立ふじみ緑地駐車場(大型3台・有料/事前確認推奨)
  • アクセス:阪神高速14号松原線「三宅IC」から約15分(国道170号経由)

🚌 アクセスと運転ポイント

市街地中心のため、寺前への大型バス進入は不可。 駅北側ロータリーでの短時間降車、または直接ふじみ緑地駐車場に進入して徒歩移動が安全です。 現地の案内板にも「大型バスはふじみ緑地駐車場をご利用ください」と明記されています。

  • ふじみ緑地駐車場:大阪府藤井寺市小山藤美町880番40(大型3台まで)
  • 駐車場から葛井寺まで徒歩約10分(平坦・商店街経由)
  • 出庫時は南向き一方通行に注意、右折出庫不可
  • 令和7年9月28日まで運用予定(閉鎖予定/利用時は要確認)

👣 現地動線(徒歩参拝ルート)

駐車場 → 藤井寺駅前商店街 → 山門 → 本堂 → 御朱印所 → 鐘楼 → 出口。 商店街を抜ける約10分の参道はアーケード付きで、雨天でも快適に移動できます。 境内は段差が少なく団体参拝に適した動線です。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約40〜60分(御朱印時間を含む)
  • トイレ:境内・藤井寺駅構内にあり
  • 昼食:商店街「大黒」「花むら」など団体対応可(予約制)
  • 施福寺(第4番)→葛井寺:約45分(阪和道経由)
  • 葛井寺→壺阪寺(第6番):約1時間20分(西名阪→京奈和道経由)

📍 葛井寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ ふじみ緑地駐車場をマップで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第6番 壺阪寺(南法華寺)

奈良県高市郡高取町にある「壺阪寺(つぼさかでら)」は、西国三十三所第6番札所。 山上の中腹に位置し、境内からは奈良盆地を一望できる絶景寺院です。 カーブが多く勾配も急な山道ですが、道幅は全体的に整備されており、 大型バスでも慎重に進めばアクセス可能。運転・乗降ともに配慮が必要な札所です。

  • 所在地:奈良県高市郡高取町壺阪3
  • 参拝時間:8:30〜17:00
  • 滞在目安:約60〜90分
  • 大型バス駐車場:寺境内下・大型5台(無料)
  • アクセス:南阪奈道路「葛城IC」→国道169号→県道119号経由 約40分

🚌 アクセスと運転ポイント

奈良盆地南側の高取町中心部から壺阪山上へ向かう県道119号は、 中腹以降カーブ多め・離合ポイント少なめ。 すれ違いが難しい箇所があるため、対向バスとの交互通行に注意。 山門前のバス転回スペースは限られており、寺職員の誘導あり

  • 推奨ルート:国道169号 → 高取町役場前 → 県道119号(壺阪寺方面)
  • 道幅は2車線だがカーブ連続。雨天・濃霧時は速度控えめで。
  • 山上駐車場(本堂下)まで登坂約10分。勾配10%区間あり。
  • 大型5台駐車可(寺側で案内)。満車時は下段で待機。

👣 現地動線(参拝ルート)

駐車場 → 本堂 → 大観音石像 → 三重塔 → 西国札所本尊堂 → 鐘楼 → 出口。 石段は緩やかで、団体でもゆったり巡礼しやすい順路です。 見晴らし台からは奈良盆地の絶景を一望でき、記念撮影スポットとして人気

📋 団体・運転メモ

  • 駐車は係員誘導あり。誘導灯を持つ係員が案内してくれる。
  • 団体参拝は事前に本堂受付へ電話(0744-52-2016)推奨。
  • 乗降時間の目安:到着〜参拝開始 約10分。
  • 下山時は低速ギア+エンジンブレーキ必須

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約60〜90分(御朱印・撮影含む)
  • トイレ:境内・駐車場にあり(清掃管理良好)
  • 売店:観音茶屋・おみやげ処「観音堂前」
  • 岡寺(第7番)まで:約25分(京奈和道・橿原高田IC経由)
  • 長谷寺(第8番)まで:約45分(国道165号経由)

📍 壺阪寺をGoogleマップで開く  | 🧭 バス駐車場ストリートビューを見る

▲ 一周ルートへ戻る

第7番 岡寺(奈良・明日香村)

奈良県明日香村にある西国三十三所第7番札所「岡寺(おかでら/龍蓋寺)」は、 日本最初の厄除け霊場として知られる山寺です。 明日香村中心部の丘陵地に位置し、アクセス道路は狭路・急坂多めですが、 団体参拝には寺公認の大型駐車場・マイクロ接続が整備されています。

  • 所在地:奈良県高市郡明日香村岡806
  • 参拝時間:8:00〜17:00(最終入山16:30)
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 大型バス駐車場:岡寺参道入口下の公認駐車場(大型2〜3台/有料)
  • アクセス:京奈和自動車道「御所南IC」から約35分

🚌 アクセスと運転ポイント

明日香村内は生活道路が多く、大型バスは岡寺公認駐車場まで進入可。 駐車場から山門まで徒歩約10分の登坂(石畳)。 ただし駐車場入口前のカーブと傾斜が強めのため、誘導係に従って徐行進入を。

  • 推奨ルート:国道169号 → 明日香村役場 → 岡寺方面(案内板あり)
  • 進入時は対向マイクロ・観光車両との離合に注意。
  • 降車・乗車は駐車場下段スペースでまとめると安全。
  • 山門前までの車両進入はマイクロバスのみ可

👣 現地動線(参拝ルート)

駐車場 → 石畳坂(約300m)→ 山門 → 本堂(如意輪観音)→ 龍蓋池 → 鐘楼。 境内は段差が多めですが、参道は整備されており、手すり・休憩ベンチも設置。 春のシャクナゲ、秋の紅葉時期は観光客が多いため、朝9時前後の到着が最もスムーズです。

📋 団体・運転メモ

  • 大型バス駐車場(有料)に係員常駐。料金は現地精算(約2,000円目安)。
  • マイクロ接続を希望する場合、事前に岡寺観光案内所へ連絡(0744-54-2007)。
  • 下山時は急坂・左カーブが続くため、2速固定+エンジンブレーキ走行推奨。
  • 昼食は近隣の「夢市茶屋」や「飛鳥の里」で団体対応可(予約制)。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約60〜80分(上り坂+参拝+御朱印含む)
  • トイレ:駐車場・境内にあり
  • 壺阪寺(第6番)→岡寺:約25分(県道119号→国道169号経由)
  • 長谷寺(第8番)まで:約45分(国道165号経由)

📍 岡寺をGoogleマップで開く  | 🧭 バス駐車場ストリートビューを見る

▲ 一周ルートへ戻る

第8番 長谷寺(奈良・桜井市)

奈良県桜井市初瀬(はせ)にある「長谷寺(はせでら)」は、 西国三十三所第8番札所で、花の御寺として知られる名刹です。 春の牡丹、秋の紅葉、そして新緑の時期など、季節ごとに表情を変える境内が魅力。 参道が長く階段が多いため、団体では時間配分と歩行距離の把握がポイントです。

  • 所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
  • 参拝時間:8:30〜17:00(季節により変動)
  • 滞在目安:約80〜100分
  • 大型バス駐車場:長谷寺観光駐車場(第1・第2)/大型10台(有料)
  • アクセス:名阪国道「天理IC」または京奈和道「御所南IC」から約45分

🚌 アクセスと運転ポイント

国道165号「長谷寺口」交差点から参道方面へ進入。 途中、川沿いの町並みを抜ける狭路区間(約800m)があり、観光シーズンは徐行必須。 大型は寺手前の「第1駐車場」まで進入可能(警備員誘導あり)。 下段(第2駐車場)からは徒歩約10分の上り坂となります。

  • 推奨ルート:国道165号 → 長谷寺口交差点 → 第1駐車場(案内標識あり)
  • すれ違い不可区間あり。大型同士の離合は誘導員に従う。
  • 出庫時は一方通行指定あり。第2駐車場経由で国道へ。

👣 現地動線(参拝ルート)

駐車場 → 参道商店街(約300m)→ 山門 → 登廊(ノボリロウ)→ 本堂(舞台造)→ 五重塔 → 出口。 登廊は全399段の石段が続くため、高齢者や外国団体はペース配分が重要。 境内は広く、御朱印・授与所も複数あるので、案内担当を1人つけるとスムーズです。

📋 団体・運転メモ

  • 大型駐車料金:2,000円(普通車500円)
  • トイレ・売店は第1駐車場と参道入口にあり。
  • 団体参拝は事前申請可(長谷寺寺務所 0744-47-7001)。
  • 御朱印は本堂内で直接授与。混雑時は代表受領が時短。
  • 帰路の下り坂(参道出口)は人通りが多いので徐行注意。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約80〜100分(登廊往復+御朱印+休憩含む)
  • トイレ:駐車場・参道・境内にあり(清掃良好)
  • 昼食:参道沿い「門前茶屋」「牡丹亭」など団体受入可
  • 岡寺(第7番)→長谷寺:約45分(国道165号経由)
  • 壺阪寺(第6番)→長谷寺:約50分(県道119号→国道165号)
  • 法起院(番外)まで:徒歩約15分(長谷寺門前から)

📍 長谷寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ バス駐車場をマップで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第9番 南円堂(興福寺/奈良市)

奈良公園の中心、五重塔と猿沢池のすぐそばに位置する「南円堂(なんえんどう)」は、 西国三十三所第9番札所。 興福寺境内の南端に建ち、奈良観光の中心地にある唯一の札所です。 駐車場規制が多く、乗降場所と時間調整が鍵になります。

  • 所在地:奈良県奈良市登大路町48(興福寺境内)
  • 参拝時間:自由参拝(授与所 9:00〜17:00)
  • 滞在目安:約40〜60分
  • 大型バス乗降場:奈良県庁北側「県営登大路観光バス駐車場」(予約制)
  • アクセス:京奈和道「木津IC」から約25分、または第二阪奈「宝来IC」から約20分

🚌 アクセスと運転ポイント

奈良公園エリアは進入制限があり、観光バスは「登大路駐車場」経由が原則です。 駐車場は県庁北側に位置し、南円堂までは徒歩約10分(猿沢池経由のなだらかな道)。 南円堂前への直接進入は不可なので、乗降・休憩・待機はすべて駐車場内で完結します。

  • 推奨ルート:県庁前交差点 → 登大路駐車場 → 徒歩移動
  • 駐車料金:大型2,500円(2時間まで)/延長可
  • 繁忙期(春・秋)は事前予約推奨 → 奈良市バス駐車場案内
  • バス出入口は一方通行。出口側での一時停車は禁止。

👣 現地動線(参拝ルート)

登大路駐車場 → 猿沢池(約5分)→ 興福寺五重塔 → 南円堂(約10分)。 境内はフラットで歩きやすく、高齢者・外国団体にも安心な徒歩導線です。 南円堂の御朱印は堂前の授与所で授与。興福寺本坊・中金堂との共通拝観券もあり。

📋 団体・運転メモ

  • 登大路駐車場には売店・トイレ・案内所あり。
  • 歩行時間含めて往復40〜60分見込み。
  • 観光地特有の渋滞が発生しやすく、土日祝は発着時間に+20分余裕を。
  • 興福寺境内は自由拝観。団体参拝時は「五重塔前」で集合がスムーズ。
  • 周辺道路は進入規制が多く、ナビ任せは危険(県庁経由が安全)

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約40〜60分(徒歩+御朱印+写真含む)
  • トイレ:登大路駐車場・興福寺境内にあり
  • 昼食:奈良公園周辺に団体食堂多数(要予約)
  • 長谷寺(第8番)→南円堂:約60〜70分(国道165→京奈和道経由)
  • 法起院(番外)→南円堂:約50分(桜井経由)
  • 次:第10番 三室戸寺(宇治)へ約90分

📍 南円堂をGoogleマップで開く  | 🅿️ 登大路駐車場をマップで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第10番 三室戸寺(京都・宇治市)

京都府宇治市にある「三室戸寺(みむろとじ)」は、西国三十三所第10番札所。 紫陽花・蓮・紅葉と四季折々の花で知られ、通称“花の寺”。 宇治川沿いの丘に位置するため、バス動線と乗降タイミングがポイントになります。

  • 所在地:京都府宇治市菟道滋賀谷21
  • 参拝時間:8:30〜16:30(季節変動あり)
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 大型バス駐車場:寺専用駐車場(大型10台/有料1,000円)
  • アクセス:京滋バイパス「宇治東IC」から約5分(1.5km)

🚌 アクセスと運転ポイント

京滋バイパス「宇治東IC」からすぐの立地で、アクセスは良好。 ただし国道24号との交差点〜参道入口までの500m区間は一般車混雑が多く、 雨天や花の時期(6月・11月)は徐行走行が安全です。 駐車場は坂上にあり、一度バックでの方向転換が必要な配置

  • 推奨ルート:宇治東IC → 府道7号(宇治田原方面)→ 三室戸寺入口
  • 寺入口から坂を登って約2分で駐車場(勾配8〜10%)。
  • 入口ゲート付近は対向困難。誘導員の指示で一台ずつ進入
  • 下山時は2速固定+エンジンブレーキ走行を厳守。

👣 現地動線(参拝ルート)

駐車場 → 参道石段(約200段)→ 本堂 → 阿弥陀堂 → 庭園 → 出口。 境内は段差多めですが、参道の途中にベンチが整備されており、 団体でも安全に上り下りできる構造になっています。 6月は紫陽花園、7月は蓮園が見頃で、参拝客が非常に多い時期です。

📋 団体・運転メモ

  • 駐車場誘導員常駐(花期シーズンは満車注意)。
  • 団体参拝受付は本堂左手の寺務所にて。
  • 御朱印は混雑時代表受領が時短。通常2〜3分待ち。
  • トイレ:駐車場・境内ともに複数あり(清掃状態良好)。
  • 団体昼食は宇治川沿いの「平等院表参道」周辺で可能(バス停回送が便利)。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約60〜80分(徒歩+御朱印+写真含む)
  • 南円堂(第9番)→三室戸寺:約90分(京奈和道→宇治東IC経由)
  • 醍醐寺(第11番)→約25分(山科経由)
  • 正法寺(第12番)→約40分(大津IC経由)

📍 三室戸寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ バス駐車場ストリートビューを見る

▲ 一周ルートへ戻る

第11番 醍醐寺(京都・山科区)

京都市山科区の南端にある世界遺産「醍醐寺(だいごじ)」は、西国三十三所第11番札所。 豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られ、桜・紅葉シーズンは全国から観光客が集まります。 境内は広大で、団体参拝では入場・駐車・動線管理が重要です。

  • 所在地:京都市伏見区醍醐東大路町22
  • 参拝時間:9:00〜17:00(最終受付16:30)
  • 滞在目安:約90〜120分
  • 大型バス駐車場:醍醐寺専用(境内南側)・予約制・1回2,000円
  • アクセス:京滋バイパス「醍醐IC」より約10分、または山科駅から20分

🚌 アクセスと運転ポイント

大型バスは醍醐寺南門側の「参拝者専用駐車場」を利用します。 「東大路通」からの進入が基本で、周辺道路は幅員6〜7m・歩行者多め。 春・秋の観光シーズンは、駐車予約+到着時刻申告が必須です。

  • 推奨ルート:醍醐IC → 外環状線 → 東大路通 → 醍醐寺南門前
  • ナビで「醍醐寺駐車場(南門)」指定を推奨(北門は進入不可)。
  • 出庫時は一方通行でUターン禁止。案内員の指示に従う。
  • 駐車場入口は狭めのカーブ。右折入場時は後方確認を徹底。

👣 現地動線(参拝ルート)

南門(駐車場)→ 受付・拝観券売場 → 金堂 → 五重塔 → 清瀧宮 → 西国札所観音堂(第11番)。 境内は広く、往復1.2km・徒歩約60分の行程。 授与所・御朱印は金堂脇にあり、混雑時は代表受領がスムーズです。

📋 団体・運転メモ

  • 大型駐車場は10台前後、事前予約制(TEL: 075-571-0002)
  • 駐車料金:1回2,000円(出庫後再入場不可)。
  • トイレ:駐車場・金堂前・伽藍エリア内の3箇所。
  • 団体受付は金堂前の寺務所(御朱印・拝観券も同所)。
  • 境内ではマイク・拡声器使用禁止(観光案内時は静音トーク推奨)。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約90〜120分(徒歩+参拝+御朱印+写真含む)
  • 三室戸寺(第10番)→醍醐寺:約25分(宇治→山科経由)
  • 正法寺(第12番)→約15分(大津方面へ)
  • 石山寺(第13番)→約40分(名神・大津IC経由)

📍 醍醐寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ バス駐車場をストリートビューで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第12番 正法寺(岩間寺/滋賀・大津市)

比叡山と石山寺の間に位置する「正法寺(岩間寺/しょうほうじ・いわまでら)」は、 西国三十三所第12番札所。 山中に静かに佇む古刹で、弘法大師ゆかりの霊地としても知られています。 アクセス路が狭く、大型バスの進入ルートとタイミングが最重要ポイントです。

  • 所在地:滋賀県大津市石山内畑町82
  • 参拝時間:9:00〜16:00(御朱印受付は15:45まで)
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 大型バス駐車場:門前下の専用駐車場(数台可・事前連絡推奨)
  • アクセス:名神大津ICまたは京滋バイパス石山ICより約25分

🚌 アクセスと運転ポイント

岩間寺は比叡山側からではなく「石山寺方面」からの進入が安全です。 国道422号から分岐後、狭路+勾配約10%の山道が続くため、 バス同士の離合は難しく、進入時間調整が必要です。 午前の早い時間(9:00〜10:00台)なら下り車両が少なくスムーズ。

  • 推奨ルート:京滋バイパス石山IC → 国道422号 → 岩間寺入口 → 山道2.5km
  • 幅員:最狭部約3.5m。カーブ多め・離合箇所は限られる。
  • エンジンブレーキと2速固定で走行(下り特に注意)。
  • 雨天・積雪時はマイクロバス以下推奨。

👣 現地動線(参拝ルート)

駐車場 → 山門 → 本堂 → 大師堂 → 鐘楼 → 奥の院(希望者のみ)。 山門から本堂まで約200m・徒歩10分ほどの上り坂で、 団体参拝の場合は本堂前広場で整列・お祓いが可能です。 御朱印は本堂横の寺務所で受付。

📋 団体・運転メモ

  • バスは門前下の駐車場(舗装済み・最大3台)。
  • 大型車の場合は事前に寺務所(TEL: 077-534-2412)へ通行確認。
  • 寺務所前に公衆トイレあり(清潔・新設)。
  • 本堂裏に展望台あり。琵琶湖を一望でき写真スポットに最適。
  • 雨天時は滑りやすく、履物と足元誘導を徹底。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約60〜80分(徒歩+参拝+御朱印+写真含む)
  • 醍醐寺(第11番)→正法寺:約15分(山科経由・国道422号)
  • 石山寺(第13番)→約20分(下り坂・市街経由)
  • 園城寺(三井寺/第14番)→約30分(大津IC経由)

📍 正法寺(岩間寺)をGoogleマップで開く  | 🅿️ バス駐車場をストリートビューで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第13番 石山寺(滋賀・大津市)

紫式部ゆかりの寺として有名な「石山寺(いしやまでら)」は、西国三十三所第13番札所。 その名の通り巨大な珪灰石の上に建てられた本堂が特徴で、春の桜・秋の紅葉は全国屈指の名所。 団体参拝では駐車場予約と乗降タイミング管理が大切になります。

  • 所在地:滋賀県大津市石山寺1丁目1-1
  • 参拝時間:8:00〜16:30(季節変動あり)
  • 滞在目安:約90分
  • 大型バス駐車場:石山寺観光駐車場(大型可・事前予約制)
  • アクセス:京滋バイパス「石山IC」から約10分(瀬田川経由)

🚌 アクセスと運転ポイント

石山寺は瀬田川沿いに位置し、進入経路が一方通行的です。 バスは「観光駐車場(表参道入口側)」を利用します。 参拝口まで約150mの下り坂となるため、乗降は駐車場内で完結が原則。 春秋の行楽シーズンは混雑が激しく、駐車予約(TEL: 077-537-0013)必須です。

  • 推奨ルート:石山IC → 瀬田川沿い県道559号 → 石山寺観光駐車場
  • 普通車・観光バス入口が別。「大型車入口」表示を必ず確認
  • 駐車料金:大型バス2,000円/回(2025年時点)
  • 坂道勾配あり。出庫時は徐行+前方確認を徹底。

👣 現地動線(参拝ルート)

駐車場 → 表参道 → 山門 → 本堂(西国第13番札所) → 多宝塔 → 紫式部像前で集合。 境内は広く高低差あり(上り坂約400m/階段多数)。 集合場所は本堂下の広場が安全で待機にも便利です。 御朱印は本堂脇の授与所にて受付(混雑時は代表対応がスムーズ)。

📋 団体・運転メモ

  • 観光駐車場には係員常駐。満車時は近隣第2駐車場へ誘導
  • 駐車場内でUターン可能(奥の転回スペース利用)。
  • 大型バス待機中のエンジン停止推奨(住宅地隣接)。
  • トイレ:駐車場・山門前の2箇所にあり。
  • 団体昼食は「石山寺参道一帯」や「瀬田川沿いレストラン」多数。

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約90分(徒歩+参拝+写真+御朱印)
  • 正法寺(第12番)→石山寺:約20分(山道下り・R422経由)
  • 園城寺(三井寺/第14番)→約25分(大津IC経由)
  • 醍醐寺(第11番)→約40分(京滋バイパス経由)

📍 石山寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ 観光駐車場をストリートビューで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第14番 園城寺(三井寺/滋賀・大津市)

「三井の晩鐘」で知られる天台寺門宗の総本山「園城寺(おんじょうじ/通称:三井寺)」は、 西国三十三所第14番札所。琵琶湖を望む広大な境内と、豊臣秀吉ゆかりの伽藍群で知られます。 団体参拝では大型バスの進入経路と駐車順序がカギになります。

  • 所在地:滋賀県大津市園城寺町246
  • 参拝時間:8:00〜17:00(受付16:30まで)
  • 滞在目安:約90〜120分
  • 大型バス駐車場:南門前観光駐車場(大型10台・予約制)
  • アクセス:名神大津ICより約10分/京阪「三井寺」駅から徒歩10分

🚌 アクセスと運転ポイント

大型バスは南門前の「三井寺観光駐車場」を利用します。 「大津IC」から県道18号(湖岸道路)→「三井寺口」交差点→南門方面へ約500m。 境内東側(琵琶湖側)からの進入は禁止。 南門前は観光バス専用で、団体専用乗降レーン完備。 繁忙期は事前予約必須(TEL: 077-522-2238)。

  • 推奨ルート:名神大津IC → 県道18号 → 三井寺南門前駐車場
  • 駐車場入口は下り坂。徐行で入場(急ブレーキ注意)。
  • 出庫時は右折進行不可。案内員の誘導に従う。
  • 駐車枠は前向き駐車指定。バック進入禁止。

👣 現地動線(参拝ルート)

南門 → 金堂(西国第14番札所) → 三重塔 → 観音堂 → 唐院 → 大師堂 → 出口。 境内は広く、起伏のある参道(石段200段超)が特徴。 団体参拝では金堂前広場を集合場所に設定するのが安全で効率的です。

📋 団体・運転メモ

  • 大型バス駐車:10台前後、要予約(TEL: 077-522-2238)
  • 駐車料金:1回2,000円(出庫再入場不可)
  • トイレ:駐車場・金堂前の2箇所
  • 御朱印:金堂右側の寺務所で受付
  • 境内アナウンス・拡声器使用禁止(静音対応)
  • 南門→北門方向は徒歩通り抜け可能(バスは不可)

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約90〜120分(写真・拝観・御朱印含む)
  • 石山寺(第13番)→園城寺:約25分(県道559号→県道18号経由)
  • 今熊野観音寺(第15番)→約40分(京都東IC経由)
  • 善峯寺(第20番)へは約1時間(京都縦貫経由)

📍 三井寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ 南門駐車場をストリートビューで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第15番 今熊野観音寺(京都・東山区)

「頭の観音」として親しまれる今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)は、 東山の静かな山裾に佇む西国三十三所第15番札所です。 境内は紅葉と静寂が美しく、泉涌寺エリアの一角にあります。 ただし、大型バスは直接境内まで進入できないため、乗降ポイント選定が重要です。

  • 所在地:京都市東山区泉涌寺山内町32
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 大型バス:境内進入不可・泉涌寺参道下で乗降
  • アクセス:名神「京都東IC」から約15分/JR京都駅から約10分

🚌 アクセスと運転ポイント

今熊野観音寺は泉涌寺の境内奥にあり、観光バスは泉涌寺前通りでの乗降が上限です。 大型車は「泉涌寺参道下駐車場」または「東福寺駐車場」を利用(徒歩連絡可)。 境内まで徒歩約10分・緩やかな坂道になります。 現地係員の誘導指示に従って、一時停車で乗降を行うのが原則。

  • 推奨ルート:京都東IC → 九条通 → 東福寺南門 → 泉涌寺参道下
  • 泉涌寺エリアは歩行者・タクシー多め、徐行必須。
  • 観音寺前の坂道は幅員3m程度でバス通行不可。
  • 乗降時間:往路・復路とも各10分程度見込み。

👣 現地動線(徒歩参拝ルート)

泉涌寺参道下駐車場 → 泉涌寺総門前 → 今熊野観音寺入口 → 山門 → 本堂。 境内までは約500m・徒歩10分。途中に休憩ベンチあり。 団体参拝は山門前で整列し、本堂下で集合写真を撮る流れがスムーズです。 御朱印は本堂横の寺務所で受付(混雑時は代表対応推奨)。

📋 団体・運転メモ

  • 泉涌寺参道下駐車場:大型数台可(先着順/要電話確認)
  • 満車時は東福寺観光駐車場(徒歩15分・有料)利用
  • バス待機中はエンジン停止・短時間乗降厳守
  • トイレ:泉涌寺駐車場/今熊野観音寺境内にあり
  • 周辺道路は地元生活道のため朝9時前入場がベスト

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:約60〜80分(徒歩+参拝+御朱印+写真)
  • 園城寺(三井寺/第14番)→今熊野:約40分(京都東IC経由)
  • 清水寺(第16番)→約10分(東山トンネル経由)
  • 元慶寺(番外)→約15分(山科方面・渋滞時は回避ルート)

📍 今熊野観音寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ 泉涌寺参道下駐車場をストリートビューで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第16番 清水寺(京都・東山区)

「清水の舞台」で知られる清水寺(きよみずでら)は、西国三十三所第16番札所であり、 京都観光のハイライトでもあります。 観光バスは時間指定制(事前予約必須)での入出庫が義務付けられており、 渋滞や歩行者混雑を避けるため、運転計画と乗降タイミングの管理が重要です。

  • 所在地:京都市東山区清水1丁目294
  • 参拝時間:6:00〜18:00(季節変動あり)
  • 滞在目安:約90〜120分
  • 大型バス駐車場:京都市清水坂観光駐車場(予約制)
  • アクセス:名神「京都東IC」→五条通経由 約20分

🚌 アクセスと運転ポイント

大型バスは「清水坂観光駐車場」への入出庫のみ許可されており、 予約時間枠(例:13:00〜16:00)厳守が義務。 入場は「五条坂」経由のみ、出庫は「清水新道」経由と定められています。 当日の通行証(京都市観光バス予約システム発行)を掲示する必要があります。

  • 推奨ルート:名神京都東IC → 五条通 → 五条坂交差点 → 清水坂観光駐車場
  • 「清水寺」方面は一方通行+歩行者多数、徐行を徹底。
  • 駐車予約は京都市観光バス予約システムで事前登録。
  • 駐車料金:大型バス1回3,000円(2025年時点)
  • 駐車枠は前向き駐車。出庫時は係員の誘導あり。

👣 現地動線(徒歩参拝ルート)

清水坂観光駐車場 → 五条坂入口 → 清水坂商店街 → 山門 → 本堂(舞台)。 徒歩約15分(上り坂多め)。 下車から本堂まで約800m・標高差60mあるため、団体は途中で1〜2回休憩推奨。 集合は仁王門前広場または音羽の滝手前が安全。 御朱印は本堂手前の授与所(混雑時は代表受付可)。

📋 団体・運転メモ

  • 観光バスは予約時間内のみ入出庫可(時間外は入場不可)
  • 午前枠(9:00〜12:00)と午後枠(13:00〜16:00)で運用
  • トイレ:駐車場・清水坂商店街・本堂下にあり
  • 駐車場係員が常駐・混雑時は待機場指示あり
  • 昼食:清水坂〜五条坂沿いに団体向け食事処多数
  • エンジン停止指導・アイドリング禁止エリア指定

⏱ 周辺・接続情報

  • 滞在目安:90〜120分(徒歩+参拝+写真+御朱印)
  • 今熊野観音寺(第15番)→清水寺:約10分(泉涌寺→五条坂)
  • 六波羅蜜寺(第17番)→約5分(松原通経由)
  • 頂法寺(第18番/六角堂)→約20分(烏丸通経由)

📍 清水寺をGoogleマップで開く  | 🅿️ 清水坂観光駐車場をストリートビューで確認

▲ 一周ルートへ戻る

第17番 六波羅蜜寺(京都・東山区)

清水寺からも近い東山エリアの札所で、周辺道路は生活道路が多く大型・中型は進入経路に注意が必要です。
観光バスは境内への乗り入れ不可のため、周辺の一時停車ポイントや京都駅南のバス駐車場と組み合わせて運用します。

🅿️ バス駐車・乗降の考え方

  • 寺周辺はマイクロクラスまでが現実的、大型は周辺で下車→待機場へが基本
  • 清水寺や京都駅南タイムズバス駐車場とセットで回すと待機しやすい
  • 松原通・五条通ともに歩行者が多く、午前は観光混雑あり

📍 六波羅蜜寺をGoogleマップで開く

👣 徒歩ルート(下車地 → 六波羅蜜寺)

  • 東山・清水方面の路地は道幅が狭いので徒歩誘導を前提に
  • 団体の場合は寺前路地での長時間滞留を避け、境内で整列
  • 高齢者がいる場合はタクシー接続を事前に手配すると安心

📋 参拝のポイント

  • 西国三十三所の札所本尊は十一面観音
  • 境内はコンパクトで説明時間10〜15分の枠がとりやすい
  • 清水寺とのはしご参拝は移動時間を多めに見る

👨‍✈️ 団体・運転メモ

  • 清水寺から約5分圏内、連続参拝時は「午前:清水」「午後:六波羅」構成がスムーズ。
  • 大型バスは進入不可のため、京都駅南タイムズや七条河原町で待機。
  • タクシー・マイクロは松原通経由で寺南側へ接近可能。
  • 松原通は歩行者優先エリア、徐行・一時停車のみ。

⏱ 接続・周辺情報

  • 清水寺(第16番)→ 六波羅蜜寺:約5分(松原通経由)
  • 頂法寺(第18番 六角堂)→ 約20分(烏丸通経由)
  • 昼食ポイント:清水坂・祇園エリアに団体向け店舗多数
  • 所要目安:参拝+徒歩移動 約45分
▲ 六波羅蜜寺 セクション先頭へ戻る

第18番 頂法寺(六角堂)|京都・中京区

六角堂こと頂法寺(ちょうほうじ)は、西国三十三所の第18番札所で、 京都の中心・烏丸御池に位置する都市型の寺院です。 境内はビル街の中にあり、**大型バスの進入・駐車不可**。 団体参拝時は周辺公共駐車場または送迎用の停車指定地を利用します。

  • 所在地:京都市中京区六角通東洞院西入ル堂之前町248
  • 参拝時間:6:00〜17:00
  • 滞在目安:約30分(境内自由)
  • 拝観料:無料
  • 大型バス:境内乗入不可・周辺一時停車で送迎

🅿️ バス駐車・送迎ポイント

  • 京都経済センター北側(室町通)一時停車スペースが最寄(徒歩約3分)
  • 長時間駐車は不可のため、京都駅南タイムズバス駐車場などで待機を推奨
  • 大型・中型は「室町通」進入時に注意(幅員4.5m、歩行者多)
  • 朝9〜11時は通勤・観光混在で混雑ピーク

📍 Googleマップで開く  | 🚶‍♂️ 徒歩ルートを確認

👣 徒歩ルート(送迎地点 → 六角堂)

  • 送迎地点:京都経済センター(室町通蛸薬師)前
  • 徒歩距離:約300m(約4分)
  • 烏丸通〜六角通を東へ進み、スターバックス横から境内へ入る
  • 舗装フラットでバリアフリー、雨天も歩きやすい

🙏 参拝の見どころ・注意

  • 華道「池坊」発祥の寺で、池坊会館と隣接
  • 本堂横の「へそ石」=京都の中心点とされる名所
  • 団体撮影は六角堂前広場(午前10時前が空いていておすすめ)
  • 御朱印は授与所窓口(8:00〜16:30)

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
京都駅南タイムズ → 室町通送迎地点 約20分 烏丸通混雑注意
徒歩 → 六角堂 約4分 平坦・信号1か所
参拝・説明・写真 約30分 団体整列可

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 烏丸通は観光・ビジネス両用で交通量多め。午前中は一方通行規制に注意。
  • 室町通・六角通ともに幅員4.5m以下。大型は進入禁止
  • 集合写真は午前10時前または夕方16時以降が人出少なめ。
  • 付近にカフェ・トイレ多数(スターバックス・池坊会館内)。

▲ 一周ルートへ戻る

第19番 行願寺(革堂)|京都・中京区

寺町通沿いに建つ都市型の札所。周辺は幅員の狭い生活道路で、大型バスの進入・駐車は不可
団体は御池通(主要幹線)で送迎し、寺町通を徒歩で南下して参拝するのが安全・確実です。

  • 所在地:京都市中京区寺町通竹屋町上ル(寺町通沿い)
  • 参拝時間:目安 9:00〜16:30(行事で変動あり)
  • 滞在目安:約30〜40分
  • 拝観料:境内自由(堂内・宝物は期間により拝観設定あり)

🅿️ バス駐車・送迎ポイント

  • 送迎推奨:御池通 × 寺町通 付近(路側帯で短時間の降車のみ
  • 待機・駐車:タイムズ京都駅南バス駐車場(待機はここが安心)
  • 寺町通・竹屋町通は大型進入不可。狭路・歩行者・自転車が多く徐行必須。

📍 行願寺(革堂)を地図で開く  | 🅿️ 御池通×寺町通(降車目安)  | 🅿️ 京都駅南バス駐車場

🛣 推奨経路(大型バス/幅員確保)

  1. (待機中)タイムズ京都駅南バス駐車場 出庫 → 八条通→堀川通 北上
  2. 堀川御池 右折 → 御池通 を東進
  3. 御池通×寺町通 付近で乗客下車(短時間停車)
  4. 下車後はそのまま直進し、烏丸通・堀川通経由で待機場所へ戻る

※ 御池通はバス・市バス・タクシーの流入が多い幹線。停車は誘導者を立てて短時間で完了を。

👣 徒歩ルート(御池通 降車 → 行願寺)

  • 降車:御池通×寺町通 交差点 付近
  • 寺町通を南へ約600m(約8分)直進 → 右手に山門(寺町竹屋町上ル)
  • 歩道は狭い区間あり。2列縦隊・信号横断はガイド先導で安全確保

🚶‍♀️ 徒歩ルートを地図で確認

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
京都駅南タイムズ → 御池通×寺町通(降車) 約20分 堀川通→御池通経由/混雑注意
徒歩(降車 → 行願寺) 約8分(600m) 寺町通を南下・平坦
参拝・説明・御朱印 約30〜40分 団体整列/境内写真

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 御池通は停車時間短縮が鍵。扉側歩道の安全確保→即発車の段取りで。
  • 寺町通は自転車通行が多い。徒歩誘導は右端一列歩行で事故防止。
  • 繁忙期(紅葉時期)は御池通が詰まりやすい。降車地点の100m手前からウインカー常時で意思表示。
  • 待機は京都駅南タイムズへ戻るのが無難。連絡手段(トランシーバー/携帯)で再合流をスムーズに。

▲ 一周ルートへ戻る

第20番 善峯寺|京都・西山(西京区大原野)

西山の中腹にある山寺。勾配・カーブが連続する山道を通るため、大型バスは慎重運転+離合ポイント把握が必須。
山上駐車場から山門までは坂道+石段を含む徒歩導線(上り10〜15分)です。

  • 所在地:京都市西京区大原野小塩町1372
  • 参拝時間:目安 8:00〜17:00(季節変動あり)
  • 滞在目安:60〜80分(境内広く高低差あり)
  • 拝観料:時期変動(現地案内に従う)

📍 善峯寺を地図で開く

🅿️ バス駐車・乗降の考え方

  • 山上駐車場(寺管理)を基本に運用(幅員狭小・急坂のため安全最優先)。
  • 繁忙期(紅葉・新緑)は山上の混雑・誘導待ちが発生。発着時刻の余裕取りマイクロ分乗の代替案を準備。
  • 歩行弱者は山門手前で先行下車させ、ゆっくり上がってもらうと全体がスムーズ。

🛣 推奨アプローチ(穴太寺 → 善峯寺

  1. 穴太寺(丹波・亀岡) → 国道9号(京都方面)へ。
  2. 千代原口から府道・市道を経て西山方面へ(大型走行実績のある幹線優先)。
  3. 善峯寺方面の山道区間速度抑制(20〜30km/h)・カーブ進入前減速。
  4. 対向大型・観光バスを想定し、見通しのよい離合待避を徹底。

※ ナビが生活道路のショートカットを案内する場合あり。幅員確保の幹線優先で迂回を。

👣 徒歩ルート(山上駐車場 → 山門 → 境内)

  • 山上駐車場から山門まで上り坂(約10分)。石段・段差あり。
  • 境内は広く高低差あり:本堂・遊龍の松・多宝塔などを回ると+30〜40分
  • 雨天時は滑りやすい箇所あり。歩きやすい靴+雨具を推奨。

⏱ 所要目安(モデル/穴太寺→善峯寺→京都市内)

行程 所要 メモ
穴太寺 → 善峯寺(山上駐車場) 約45〜55分 山道区間は徐行・離合待避
徒歩(駐車場 → 山門 → 本堂往復) 約20〜30分 上り坂+石段/休憩は山門前広場
境内拝観(遊龍の松ほか) 約40〜50分 写真・御朱印含む
善峯寺 → 京都市内(宿) 約60〜80分 下り坂はエンジンブレーキ主体

👨‍✈️ 運転・添乗メモ(山道対策)

  • 下りは低速ギア固定+エンブレ主体。フットブレーキは断続使用でフェード防止。
  • 離合は見通しのよい退避スペースを優先し、先行・後続とアイコンタクト。
  • 紅葉期は観光小型車が増加。カーブ手前で警音器を適宜活用。
  • 団体は先行誘導1名を徒歩先行させ、集合写真は山門前または見晴台で。
  • 歩行弱者は時間前倒し先行(上りに余裕を)。杖の貸与があれば案内。

▲ 一周ルートへ戻る

第21番 穴太寺|京都・亀岡市

田園と住宅地に囲まれた静かな札所。門前は生活道路で幅員が狭く、大型は進入角と停車位置に注意。
団体は門前での短時間乗降+場外待機が基本運用です。

  • 所在地:京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46
  • 参拝時間:目安 8:30〜16:30(行事で変動あり)
  • 滞在目安:約40〜50分(本堂・庭園・御朱印)
  • 拝観料:境内自由(堂内・庭園は設定あり/現地案内に従う)

📍 穴太寺を地図で開く

🅿️ バス駐車・乗降の考え方

  • 門前(生活道路)での短時間降車のみを基本に。長時間停車・駐車は不可想定。
  • 待機・駐車は場外の公共/民間バス駐車場へ(例:京都駅南タイムズ/嵐山・高雄周辺の観光バス駐車など、運行計画に合わせ選択)。
  • 歩行弱者は門前で先行下車し、参道短縮で安全確保。

🛣 推奨アプローチ(総持寺 → 穴太寺

  1. 総持寺(大阪)出発 → 幹線優先で北進し、亀岡方面へ。
  2. 京都縦貫道・亀岡IC 経由が無難(幅員確保・右左折ゆったり)。
  3. IC下車後は案内標識に従って穴太寺方面へ。集落内は徐行(20〜30km/h)

※ 生活道路のショートカットをナビが案内する場合あり。幹線優先でアプローチしよう。

🚌 乗降ポイントと進入角(運転目線)

  • 門前前後の直線区間左寄せ停車→すぐ降車→先行発車が基本。
  • 進入はやや大回りの左折で前輪を奥に入れ、後軸の内輪差を抑える。
  • 見通しが悪い地点では誘導者を前後に配置し、歩行者・自転車を最優先。
  • 撮影は境内で実施。門前での集合写真は交通量次第で回避。

👣 徒歩導線(門前 → 山門 → 本堂)

  • 門前から山門まではフラット〜緩やか。境内は段差あり。
  • 本堂・庭園・納経所を中心に30〜40分で周回可能。
  • 雨天は石畳が滑りやすい。二列縦隊・手すり活用をアナウンス。

⏱ 所要目安(モデル/総持寺→穴太寺→善峯寺)

行程 所要 メモ
総持寺 → 穴太寺(門前) 約60〜75分 幹線優先/IC経由が無難
参拝・説明・御朱印(境内) 約40〜50分 段差注意・団体整列可
穴太寺(門前)→ 善峯寺(山上P) 約45〜55分 山道区間は徐行・離合待避

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 門前は近隣住民優先。アイドリング短縮・クラクション自粛を徹底。
  • 降車時は非常扉側の歩行者確認をダブルチェック。ドア開閉は誘導合図で。
  • 復路は先にバス待機地を決めてから集合時刻を宣言すると回しやすい。
  • トイレは境内利用可だが、混雑期は到着前にSA/道の駅で分散が安心。

▲ 一周ルートへ戻る

第22番 総持寺|大阪・茨木市

「西国観音霊場の華」と呼ばれる中規模札所。門前道路は生活+参拝交通が混在し、時間帯により混雑
大型バスは指定駐車場で乗降+徒歩導線を基本に、交通誘導を確保すると安全です。

  • 所在地:大阪府茨木市総持寺1丁目6-1
  • 参拝時間:9:00〜17:00(無休)
  • 滞在目安:約30〜40分(境内コンパクト)
  • 拝観料:境内自由(特別拝観時のみ有料)

📍 総持寺を地図で開く

🅿️ バス駐車・乗降ポイント

  • 総持寺駅周辺の観光バス一時停車帯または寺東側道路の指定乗降位置を使用。
  • 大型は境内直近進入不可(幅員狭く歩行者多い)。
  • 待機は近隣のコインバスパーキング(要事前確認)または次目的地へ回送。

🅿️ バス駐車位置を地図で確認

🛣 推奨アプローチ(勝尾寺 → 中山寺 → 総持寺

  1. 中山寺から国道171号経由で茨木方面へ南下。
  2. 総持寺駅南側の交差点を目安に右折(または南回り)して接近。
  3. 生活道路進入は避け、駅周辺広路から誘導者付きで進入が安全。

※ ナビは細道を案内することが多い。駅前幹線→東門側接近ルートが確実。

👣 徒歩導線(乗降地点 → 山門)

  • バス降車地点から徒歩約3〜5分で山門到着(フラット)。
  • 横断歩道を1箇所利用。交通量多い時間帯は警備・ガイド誘導を推奨。
  • 境内は平坦で高齢者・団体向き。集合写真は山門前が定番。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
中山寺 → 総持寺(乗降地点) 約40〜50分 171号線経由が確実
徒歩(乗降 → 山門) 約3〜5分 横断1回・誘導要
参拝・御朱印・説明 約30〜40分 境内小規模・回転早い

🅿️ バス駐車・乗降ポイント

  • 境内手前(山門前)の参拝者駐車場に大型・中型バスの駐車可。
  • 舗装済み・フラットな駐車エリアで、乗降しやすい設計(普通車共用)。
  • 週末は混み合うため、到着時刻を事前連絡しておくとスムーズ。

🅿️ 総持寺駐車場を地図で確認

▲ 一周ルートへ戻る

第23番 勝尾寺|大阪・箕面市(大型バス乗降・回送運用)

「勝運の寺」として有名な紅葉名所。現在は大型バスは境内前で乗降のみ可
長時間駐車は箕面大滝駐車場(府営)へ回送となります。
参拝チームと運転チームで動線を分けるのが安全で効率的です。

  • 所在地:大阪府箕面市粟生間谷2914-1
  • 参拝時間:8:00〜17:00(最終入山16:30)
  • 滞在目安:約60〜80分(坂道多め)
  • 拝観料:400円(団体割引あり)

📍 勝尾寺を地図で開く

🅿️ バス乗降・回送ポイント

  • 乗降場所:勝尾寺参道入口前のロータリー(係員誘導あり)
  • 駐車場所:箕面大滝駐車場(府営)へ回送・待機(約10〜15分)
  • 復路:参拝後、運転手と電話連絡で再乗車(ロータリー再入場)

🚍 乗降ポイントを地図で開く
🅿️ 箕面大滝駐車場を地図で開く

🛣 回送ルート(乗降→箕面大滝P)

  1. 勝尾寺参道ロータリー出発 → 府道43号を南下(約4km)
  2. 箕面大滝駐車場(府営)に到着・駐車可(大型対応/有料)
  3. 帰路は同ルートを北上して再合流(約15分)

※ 紅葉期は時間帯別一方通行規制あり。府道43号通行情報を事前確認。

👣 徒歩導線(乗降地点 → 本堂)

  • 参道入口から本堂まで約7分(上り坂+階段)
  • 途中に休憩ベンチ・売店あり、足元注意。
  • 団体写真は勝ちダルマ奉納台が人気スポット。

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • ロータリーは短時間乗降専用(5分以内)。エンジン停止推奨。
  • 下り坂出庫時は歩行者多く、ハザード+低速徐行
  • 箕面大滝駐車場は大型枠5台・傾斜あり/輪止め必須
  • 紅葉期は帰路渋滞(特に府道43号上り)を想定して余裕出発を。

▲ 総持寺セクションへ戻る  ▼ 第24番 中山寺へ進む

第24番 中山寺|兵庫・宝塚市(上田駐車場利用)

安産祈願で知られる西国二十四番札所。現在は大型バスは「上田駐車場」発着が指定で、
境内直近への進入は不可。予約制・時間指定運用のため、勝尾寺→中山寺 約60分
到着を見込むとちょうど良いリズムになります。

  • 所在地:兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
  • 参拝時間:9:00〜17:00(団体は事前予約)
  • 滞在目安:約60〜75分
  • 拝観料:無料(御朱印は本堂前授与所)

📍 中山寺を地図で開く

🅿️ バス乗降・駐車ポイント(上田駐車場)

  • 場所:上田駐車場(兵庫県宝塚市中筋5丁目17付近)
  • 収容:大型バス 3〜4台/舗装・平坦
  • 予約制:中山寺管理事務所経由で要事前申請(Tel 0797-87-0024)
  • 料金:2,000円/回(乗降+待機可)
  • 徒歩導線:駐車場から参道入口まで約7〜8分(平地・商店街経由)

🅿️ 上田駐車場を地図で開く

🛣 推奨アプローチ(勝尾寺 → 中山寺・上田駐車場)

  1. 府道43号 → 箕面グリーンロード → 中国自動車道「宝塚IC」出口。
  2. 国道176号を経て「中筋4丁目交差点」右折 → 上田駐車場着。
  3. 住宅街経由の細道区間あり。徐行・歩行者注意。

※ 宝塚駅側からの進入は大型不可。必ず中国道経由で北側ルートから進入。

👣 徒歩導線(上田駐車場 → 本堂)

  • 上田駐車場→参道入口(商店街アーケード経由)徒歩約7分。
  • 参道は緩やかな坂で、車椅子可ルートあり。
  • 参道終点の階段を上がると本堂前。写真スポット多数。

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 上田駐車場は住宅街に囲まれ、出入口がやや狭い。左折入庫・左折出庫が安全。
  • 駐車後、運転手は待機可能(トイレ併設・売店あり)。
  • 参拝終了後は電話連絡で再乗車。渋滞時は北へ抜けて帰路設定。
  • 繁忙期(安産祈願日・休日)は参道混雑で+10分余裕を見込む。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
勝尾寺 → 中山寺(上田P) 約60分 中国道 宝塚IC経由
徒歩(駐車場→本堂)+参拝 約70分 坂+階段あり
中山寺 → 総持寺 約40分 171号経由

▲ 勝尾寺へ戻る  ▼ 第25番 播州清水寺へ進む

第25番 播州清水寺|兵庫・加東市(大型バス運転目線)

西国二十五番札所・清水寺は「播磨富士」とも呼ばれる標高550mの御嶽山中腹にあり、
大型バスでの進入可能ルートが限定されています。
勾配と連続カーブが続くため、下り時はエンジンブレーキ+2速固定が鉄則です。

  • 所在地:兵庫県加東市平木1194
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜75分(坂道あり)
  • 拝観料:500円(団体割引あり)

📍 播州清水寺を地図で開く

🅿️ バス駐車・乗降ポイント

  • 駐車場所:山門下の大型バス専用駐車場(約3台分)
  • 乗降場所:境内下の広場スペース(舗装・平坦)
  • 道路幅:中腹以降は車幅制限あり(離合注意・誘導可)
  • 料金:1台 1,000円/回(2025年現在)

🅿️ 駐車場を地図で開く

🛣 推奨アプローチ(中山寺 → 播州清水寺)

  1. 中山寺→中国自動車道「滝野社IC」で降りる。
  2. 県道75号 → 清水寺参道入口(標識あり)を左折。
  3. 参道道中は連続ヘアピン+勾配12%あり。低速ギアで一定速度を維持。

※ 道幅は広く改良済み(2024年)だが、離合ポイントを3か所事前確認しておくと安心。

👣 徒歩導線(バス駐車場 → 本堂)

  • 山門から本堂まで約400m(徒歩10分)。
  • 前半は坂道、後半は階段中心(中腹に休憩所あり)。
  • 高台からの眺望が美しく、団体写真は舞台下テラスがおすすめ。

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 上りは2速固定でエンジンブレーキ温存。下りは低速維持(約15km/h)。
  • 山門前のロータリーは一方通行・バック不可。乗降時は前進停車のみ。
  • 大型2台同時進入時は下方側で待機・連絡取り合い。
  • 冬季・雨天時はスリップ防止に早め減速

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
中山寺 → 播州清水寺 約80〜90分 中国道 滝野社IC経由
参拝・御朱印・写真 約60〜75分 坂+階段多め
清水寺 → 一乗寺 約50分 県道23号→加西経由

▲ 中山寺へ戻る  ▼ 第26番 一乗寺へ進む

第26番 一乗寺|兵庫・加西市(大型バス運転目線)

西国二十六番札所「一乗寺」は加西市北部の山中にあり、大型バスも境内下まで進入可
ただし、道幅が狭くカーブが多いため、事前の経路選択と徐行運転が必須。
秋は紅葉名所として団体参拝も多く、駐車・誘導タイミングをしっかり整えるのがコツです。

  • 所在地:兵庫県加西市坂本町821-17
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜70分(参道坂あり)
  • 拝観料:無料(本堂内参拝は志納)

📍 一乗寺を地図で開く

🅿️ 大型バス駐車・乗降エリア

  • 駐車場:山門手前の広場(舗装済・大型3台程度)
  • 乗降位置:本堂下参道入口(境内まで徒歩約5分)
  • 道路状況:道幅狭く、すれ違いポイント2か所あり
  • 駐車料金:1台 1,000円(納経所にて支払い)

🅿️ 駐車位置を地図で確認

🛣 推奨アプローチ(播州清水寺 → 一乗寺)

  1. 播州清水寺出発 → 県道23号(加東方面)→ 加西市坂本方面へ。
  2. 「一乗寺口」標識を右折して山道へ進入。
  3. 道中はカーブ多・幅4〜4.5m。大型対向時は途中退避所で調整。

※ ルートはGoogleマップナビよりも実走推奨。カーブ地点で枝道誤進入に注意。

👣 徒歩導線(駐車場 → 本堂)

  • 駐車場から本堂まで徒歩約5分。
  • 前半は石畳の参道、後半は階段中心(手すりあり)。
  • 境内からの加西盆地の眺望が絶景。

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 進入は北側(坂本口)推奨。南側は道幅狭く大型進入不可。
  • 上りは2速固定、下りはエンジンブレーキ優先で安全走行。
  • 紅葉期・春行楽期は参拝バス集中。境内下で交互通行待機あり。
  • 参拝後、次の「圓教寺」へは姫路方面へ西進(約60分)が目安。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
播州清水寺 → 一乗寺 約50〜60分 県道23号経由
参拝・御朱印・写真 約60〜70分 坂・階段あり
一乗寺 → 圓教寺(書寫山) 約60分 県道23号→国道312号経由

▲ 播州清水寺へ戻る  ▼ 第27番 圓教寺へ進む

第27番 圓教寺(書寫山)|兵庫・姫路市(大型バス+ロープウェイ)

西国二十七番札所「圓教寺(書寫山)」は、姫路市の北西部にある山上の寺院
ロープウェイ利用が基本で、大型バスは山麓のロープウェイ下駅駐車場まで進入可能。
山上エリアは徒歩区間が長く、滞在目安は90〜120分が目安です。

  • 所在地:兵庫県姫路市書写2968
  • 参拝時間:8:30〜17:00(ロープウェイ最終16:45)
  • 滞在目安:約90〜120分
  • 拝観料:500円(ロープウェイ往復別途1,000円)

📍 圓教寺(書寫山)を地図で開く

🅿️ バス駐車・乗降ポイント(ロープウェイ下駅)

  • 場所:書寫山ロープウェイ下駅バス駐車場(舗装・大型5台)
  • 料金:1台 1,000円(ロープウェイ受付で支払い)
  • 乗降場所:駅舎前ロータリー(一般車と共用/短時間乗降可)
  • トイレ・売店:駅舎隣接にあり(休憩可)

🅿️ ロープウェイ駐車場を地図で開く

🚠 ロープウェイ運行情報(団体利用)

  • 所要:約4分(山麓〜山上)
  • 運転間隔:15分ごと(繁忙期10分間隔)
  • 団体割引:15名以上で往復900円(要事前連絡)
  • 問い合わせ:書寫山ロープウェイ(Tel 079-266-2006)

※ ロープウェイ休止時は山上シャトル・タクシー便を臨時運行(要確認)。

👣 徒歩導線(山上駅 → 本堂)

  • 山上駅→摩尼殿(本堂)までは徒歩約20分(緩坂+石段)。
  • 途中に休憩所・トイレあり、道標も明確。
  • 健脚向けルートと送迎車(5分)併用可。
  • 摩尼殿からの展望は絶景で、集合写真ポイントに最適。

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 姫路中心部から約25分。国道312号 → 書写山入口で左折。
  • バス駐車場までの道幅は広く、大型も余裕あり。
  • 駐車後、運転手は下駅で待機。休憩所・売店利用可。
  • 山上移動中(約90分)はエンジンOFF・鍵保持で待機。
  • 紅葉期・連休中は下駅駐車場が満車になるため到着8:30〜9:00推奨。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
一乗寺 → 圓教寺(書寫山RW下駅) 約60分 国道312号経由
ロープウェイ往復+参拝 約90〜120分 山上徒歩含む
圓教寺 → 播州清水寺(次目的地例) 約70分 中国道経由(滝野社IC)

▲ 一乗寺へ戻る  ▼ 第28番 成相寺へ進む

第28番 成相寺|京都・宮津市(天橋立を望む山上札所)

西国二十八番札所「成相寺(なりあいじ)」は、天橋立を見下ろす成相山の中腹に建つ名刹。
大型バスは山麓の駐車場まで進入可能で、そこから先はマイクロバスまたは徒歩(約20分)で山上へ。
参道沿いはカーブが多いが、観光バスの定番コースで整備も良好。展望と紅葉が見事な札所です。

  • 所在地:京都府宮津市成相寺339
  • 参拝時間:8:00〜16:30
  • 滞在目安:約70〜90分
  • 拝観料:無料(宝物館拝観は別途)

📍 成相寺を地図で開く

🅿️ 大型バス駐車・接続ポイント

  • 山麓駐車場:府道9号沿い(舗装済・大型5台程度)
  • 料金:1台 1,000円(寺務所または係員に支払い)
  • 山上アクセス:徒歩20分 または マイクロバス接続(約5分)
  • トイレ:駐車場に併設あり(大型団体対応可)

🅿️ 山麓駐車場を地図で開く

🛣 推奨アプローチ(松尾寺 → 成相寺)

  1. 松尾寺 → 舞鶴東IC →(舞鶴若狭道)→ 宮津天橋立IC下車。
  2. 府道9号を天橋立方面へ約15分、「成相寺登山口」案内板で右折。
  3. 山道はカーブ連続(幅約5m)だが舗装良好、対向時は退避所で調整。

※ 冬季は積雪・凍結に注意(12〜3月は要チェーン携行)。

👣 徒歩導線(山麓駐車場 → 本堂)

  • 徒歩の場合は参道約1.2km(上り坂20分)。
  • 途中に五重塔と展望所あり、天橋立の絶景スポット。
  • 車いす・高齢者はマイクロ接続推奨(要事前予約)。

🅿️ 大型バス駐車・乗降ポイント(山上境内前)

  • 大型バス進入可(舗装路・カーブ注意)。山門手前の広場に2台程度駐車可能。
  • 山麓分岐〜山上約3kmの区間は、離合ポイントあり・舗装良好。
  • 登りは2速固定・下りはエンジンブレーキ重視。カーブ外側注意。
  • 運転手は参拝中、境内横の駐車スペースで待機可(トイレ・休憩あり)。

🅿️ 山上駐車場を地図で開く

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
松尾寺 → 成相寺(山麓駐車) 約90分 舞鶴若狭道経由
山上参拝・御朱印・写真 約70〜90分 マイクロ+徒歩含む
成相寺 → 丹後宿泊地 約30分 天橋立経由

▲ 圓教寺へ戻る  ▼ 第29番 松尾寺へ進む

第29番 松尾寺|京都・舞鶴市(山あいの静寂札所・大型バス可)

西国二十九番札所「松尾寺(まつのおでら)」は、舞鶴市郊外の山中にある静かな古刹
奈良・大和路にある同名寺とは異なり、こちらは京都北部の札所です。
大型バスは境内手前の駐車場まで進入可で、周囲は自然豊かで落ち着いた雰囲気。
国道27号・舞鶴東ICからアクセス良好で、団体バス参拝にも最適な札所のひとつです。

  • 所在地:京都府舞鶴市松尾532
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 拝観料:無料(御朱印300円)

📍 松尾寺(舞鶴)を地図で開く

🅿️ 大型バス駐車・乗降ポイント

  • 境内手前の参拝者駐車場(舗装済)に大型バス進入可(約2台分)。
  • 寺務所近くで安全に乗降可能・フラットなスペース。
  • カーブは緩め・勾配も穏やか。運転難易度は低め。
  • 駐車中はエンジン停止・アイドリング禁止。

🅿️ 松尾寺駐車場を地図で開く

🛣 アプローチ(成相寺 → 松尾寺/実走ルート)

  1. 成相寺から宮津天橋立ICへ → 舞鶴若狭自動車道「舞鶴東IC」下車。
  2. IC出口を右折して国道27号線(舞鶴方面)へ。
  3. 青葉トンネルを抜けてすぐ、関谷交差点を左折(松尾寺の案内板あり)。
  4. 以降、山道約2km(舗装良好・離合可)を上って境内手前の駐車場へ。

※ 勾配は緩め・道路幅5〜6m、対向車少なく大型も安全。
※ 関谷交差点を過ぎるとカーブが連続するため、下りはエンジンブレーキ推奨。

👣 徒歩導線(駐車場 → 本堂)

  • 駐車場から本堂まで徒歩約5分(石段少なめ)。
  • 境内は広めで、参拝・集合写真にも十分なスペース。
  • 春は桜・秋は紅葉が美しく、巡礼記念撮影にもおすすめ。

👨‍✈️ 運転・添乗メモ

  • 大型バス進入可。舗装済・離合しやすい道。
  • 勾配はあるが緩やかで、初心者運転手でも安心。
  • 駐車位置は参道脇の広場。バック誘導があればスムーズ。
  • 周辺に休憩所・トイレあり、運転手待機可能。
  • 早朝は霧が出やすいので、午前9時以降の進入推奨。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
成相寺 → 松尾寺 約60分 舞鶴東IC経由
参拝・御朱印・撮影 約60〜80分 徒歩5分で本堂
松尾寺 → 丹後または加西方面(圓教寺ルート復帰) 約90分 播但道経由

▲ 成相寺へ戻る  ▼ 第30番 宝厳寺(竹生島)へ進む

第30番 宝厳寺|滋賀・竹生島(フェリーで渡る湖上の聖地)

西国三十番札所「宝厳寺(ほうごんじ)」は、琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)にある札所。
本州からはフェリーのみでアクセスでき、長浜港または今津港からの乗船が基本ルートです。
台湾ご一行の実走では長浜港→竹生島→今津港と周回ルートで渡航。
湖上からの眺めも美しく、巡礼のハイライトとなる一日です。

  • 所在地:滋賀県長浜市早崎町1821(竹生島)
  • アクセス:長浜港/今津港からフェリー(約25分)
  • 参拝時間:9:00〜16:00(フェリー時刻に準ずる)
  • 滞在目安:約60分(島内移動+御朱印+撮影)

📍 宝厳寺(竹生島)を地図で開く

⛴ フェリーアクセス(団体利用)

  • 長浜港発 → 竹生島 → 今津港着 が最も効率的(団体バス2台でも対応可)。
  • 長浜港:大型バス駐車場あり(フェリー乗り場すぐ・舗装済)。
  • 今津港:到着後もバス駐車スペースあり、合流・乗車しやすい構造。
  • 乗船時間 約25分。往路・復路の便間隔は概ね90分おき。

🚢 琵琶湖汽船(竹生島クルーズ)公式時刻表

🅿️ 大型バス駐車ポイント

  • 長浜港観光駐車場(大型可):乗り場徒歩1分・有料(約2,000円/回)。
  • 今津港駐車場(大型可):乗り場隣接・予約不要(台数制限あり)。
  • 両港とも舗装済み・平坦で乗降スムーズ。

🅿️ 長浜港駐車場を地図で開く
🅿️ 今津港駐車場を地図で開く

👣 島内導線(竹生島桟橋 → 宝厳寺本堂)

  • 桟橋から本堂まで石段約165段(徒歩10〜15分)。
  • 途中に売店・トイレ・休憩ベンチあり。
  • 階段は手すり完備、上部からの眺望が絶景。
  • 宝厳寺本堂と都久夫須麻神社(重文)を合わせて参拝可能。

👨‍✈️ 添乗・運転メモ

  • バスは長浜港で下車後、運転手待機可(待機スペースあり)。
  • 長浜港→今津港ルートは運転効率が高く、復路の移動ロスが少ない。
  • フェリー遅延時は港間バス連絡をフェリー会社に相談可能。
  • 参拝中、運転手は今津港側へ先回りして待機しておくのも◎。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
長浜港 → 竹生島(フェリー) 約25分 団体チケット事前手配推奨
島内参拝・御朱印・写真 約60〜70分 階段多め・時間配分注意
竹生島 → 今津港(フェリー) 約25分 復路バス再合流・出発準備

▲ 松尾寺へ戻る  ▼ 第31番 長命寺へ進む

第31番 長命寺|滋賀・近江八幡(808段の石段・小型車接続)

西国三十一番札所「長命寺(ちょうめいじ)」は、琵琶湖東岸の標高300mにある古刹。
「808段の石段」で知られ、健康長寿・延命のご利益を授かる寺として有名です。
大型バスはふもとまでで、小型車・マイクロ接続または徒歩参拝が必要です。
台湾ご一行も同区間をマイクロに乗り換え、時間調整を行いながら参拝しました。

  • 所在地:滋賀県近江八幡市長命寺町157
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約70〜90分(往復含む)
  • 接続手段:小型車/マイクロバス/徒歩(石段808段)

📍 長命寺を地図で開く

🅿️ 大型バス駐車・乗降ポイント(ふもと)

  • 長命寺ふもと駐車場(大型可):舗装済・無料(トイレあり)。
  • 大型はここで下車し、マイクロまたは徒歩に乗換え
  • 参道入口まで徒歩約10分、そこから石段808段。
  • 小型車は山上まで進入可(要幅注意・離合困難区間あり)。

🅿️ 長命寺駐車場を地図で開く

👣 徒歩導線(ふもと → 本堂)

  • 石段は808段(片道約20〜25分)。
  • 途中に東屋・休憩ベンチあり。
  • 上部からの琵琶湖眺望は絶景で、写真スポット多数。
  • 本堂前に売店・トイレあり。

👨‍✈️ 添乗・運転メモ

  • 大型バスはふもと駐車で待機。出入口の幅がやや狭いため、バック誘導が安全。
  • 接続用マイクロは現地業者(近江八幡観光バスなど)に事前手配。
  • 徒歩参拝の場合は、体力差に合わせて班分け推奨。
  • 参拝後は下山連絡をとり、ふもとで再合流。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
今津港 → 長命寺駐車場 約70分 湖岸道路(国道303号経由)
石段往復・参拝・御朱印 約70〜90分 小型車接続または徒歩
長命寺 → 観音正寺 約30分 湖東ルートでアクセス良好

▲ 宝厳寺へ戻る  ▼ 第32番 観音正寺へ進む

第32番 観音正寺|滋賀・東近江(繖山の山上寺院・タクシー接続)

西国三十二番札所「観音正寺(かんのんしょうじ)」は、東近江市の繖山(きぬがさやま)山上に建つ寺院。
近江商人の里・五個荘を見下ろす高台にあり、湖東三山を一望する絶景でも知られています。
大型バスは山上まで進入できないため、五個荘観光センターでタクシーに乗換えてのアクセスが基本です。

  • 所在地:滋賀県近江八幡市安土町石寺2
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約70〜90分(往復含む)
  • 接続手段:五個荘観光センター⇔観音正寺山上(タクシーまたは小型車)

📍 観音正寺を地図で開く

🚕 タクシー乗換・大型バス駐車

  • 五個荘観光センター(〒529-1421 滋賀県東近江市五個荘金堂町43)
  • 大型バス駐車可・トイレ・売店あり。
  • ここでタクシーに乗換え、約20分で観音正寺山上駐車場に到着。
  • 山上から本堂までは徒歩約5分(坂道)。
  • 復路は再び観光センターへ戻って大型バス再合流。

🅿️ 五個荘観光センターを地図で開く

👣 徒歩導線(山上駐車場 → 本堂)

  • 駐車場から本堂まで約400m・上り坂(5〜7分)。
  • 途中に琵琶湖を望む展望ポイントあり。
  • 本堂は再建木造建築で堂内参拝可・御朱印所隣接。
  • トイレは駐車場・本堂前の双方にあり。

👨‍✈️ 添乗・運転メモ

  • 大型バスは観光センターで待機(トイレ・売店あり)。
  • タクシー台数は事前手配(東近江・近江八幡エリア業者が対応可)。
  • 山道はカーブ・離合あり、地元ドライバー運行が安心。
  • 山上は小型車数台分の駐車スペースあり。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
五個荘観光センター → 観音正寺山上(タクシー) 約20分 分乗・事前予約
参拝・御朱印・写真撮影 約60〜70分 徒歩往復含む
下山 → 観光センター再合流 約20分 再乗車・出発準備

▲ 長命寺へ戻る  ▼ 第33番 華厳寺へ進む

第33番 華厳寺|岐阜・谷汲山(満願の地・大型バス可)

西国三十三所巡礼の結願寺「華厳寺(けごんじ)」。
谷汲山(たにぐみさん)の山懐にあり、満願成就の祈りを捧げる参拝者で一年中にぎわいます。
山門手前まで大型バスの乗入れ可能で、参道も整備されており団体参拝にも最適です。
春は桜、秋は紅葉が見事で、撮影・記念写真にも絶好のロケーションです。

  • 所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23
  • 参拝時間:8:00〜17:00
  • 滞在目安:約60〜80分
  • 駐車場:大型可(観光バス駐車場・無料)

📍 華厳寺を地図で開く

🅿️ アクセス・駐車

  • 名神大垣ICより約50分。
  • 国道303号線を北上し「谷汲山入口」交差点を左折。
  • 参道手前の「谷汲山華厳寺駐車場」に大型バス駐車可(舗装・誘導員あり)。
  • 駐車場から山門までは徒歩約7〜8分の緩やかな参道。
  • 参道沿いに土産物店・軽食・トイレあり。

👣 徒歩導線(参道 → 本堂)

  • 参道は約400mの石畳。平坦で歩きやすく、車椅子も可。
  • 途中に「満願堂」「延命地蔵」など見どころ多数。
  • 山門をくぐると左手に御朱印所、本堂はさらに奥。
  • 本堂前広場は団体写真の定番スポット。

👨‍✈️ 添乗・運転メモ

  • 観光バス駐車場は舗装済・乗降スペース広め。
  • 駐車位置から出入口まで徒歩1分・待機も可。
  • 紅葉・春祭り時期は混雑するため、事前連絡・時間調整を。
  • 出発前に参道下で合流し、トイレ確認を忘れずに。

⏱ 所要目安(モデル)

行程 所要 メモ
駐車場 → 参道散策・本堂参拝 約40〜50分 参道ゆっくり往復含む
御朱印・集合・撮影 約20〜30分 満願記念・グループ撮影など

🎊 満願・締めの参拝メモ

華厳寺では、巡礼満願の印として「満願之証」が授与されます。
本堂前での記念撮影・御朱印整理・参道での買い物など、約1時間半の滞在を見込むとゆったり締められます。
冬季は日没が早いため、15時台までの参拝を目安に。

▲ 観音正寺へ戻る  ▲ 西国三十三所トップへ戻る

西国三十三所|実走まとめリンク

下の一覧から、1日ごとの実走メモと各札所の詳細へ飛べます。
「📍地図」を押すとGoogleマップが開きます(別タブ)。

札所番号順(1→33)

▲ 西国三十三所トップへ戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました